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コーヒーの味を決める三大要素:焙煎度合いと味の関係性について

自分好みのコーヒーを見つけるためには焙煎度について知っておくことが重要です。
コーヒーの味わいの80%は焙煎度合いで決まると言われているぐらいコーヒーの味を決定づける大きな要因となっています。
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産地により豆の硬さや水分量などの特徴によりおすすめの焙煎度が決まってきます。
当店では豆の特徴を考慮してそれぞれ銘柄毎におすすめの焙煎度で販売しております。
また、焙煎度によって味の特徴がある程度決まってきますので、お客様が気に入られた銘柄がありましたら同じ焙煎度の豆を試されることをおすすめいたします。

コーヒーの焙煎度合いは全部で8段階あり、飲用として提供されることが多いのは6段階あります。

生豆

「きまめ」もしくは「なままめ」と呼びます。
生産国から輸入されてくる状態がこの状態で、コーヒーチェリーから乾燥、果肉の除去、乾燥工程を経てこの状態となります。
焙煎前の素材の状態です。
この状態で飲用とする「グリーンコーヒー」という名前でハリウッド女優などが飲み始めたことからダイエットや健康志向の高い人に飲まれるケースもあるようです。

ライトロースト・シナモンロースト

水分量と酸味が強く残り、青臭さもほとんど残っている状態のため、飲用には向きません。

ミディアムロースト(浅煎り)

いわゆる浅煎りとして飲用として提供されている状態で「アメリカンコーヒー」と呼ばれる煎り度合いです。
(アメリカンコーヒーは水分で薄めた薄いコーヒーではなく焙煎度合いが浅いコーヒーの事をいいます。)
もともと水分量が少なく、柔らかい特徴を持つ生豆が浅煎りに向いていますが、世界中の生産地で浅煎りに向いている銘柄自体がそんなに多くあり、希少性が高いと言えます。
酸味が特徴的でまたカフェインも多く含まれるため爽やかで軽い味になります。
朝や仕事や勉強でもうひと頑張りしたい時におすすめのコーヒーです。
中南米産がこの煎り方に向いている銘柄を多く生産しています。

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ハイロースト(中浅煎り)

一般的に次の焙煎度合いの「シティロースト(中煎り)」が日本で好まれ易く、バランスの良い焙煎度合いになりますがそれよりも酸味が少し強めで爽やかな味わいとして仕上げるのがハイローストになります。
しかし、ミディアムローストより焙煎の段階を一歩上げたような状態で仕上げますのでミディアムローストとハイローストでは味の印象がだいぶ違ってきます。
ハイローストではミディアムローストに比べ、香りが増したり、コクや苦味を感じる成分が出始めます。

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シティロースト(中煎り)

日本で好んで飲まれている煎り方で流通量も多いため、最も標準でこの焙煎度に適した豆が多くあります。
酸味、苦味、コク、香りがバランスの良い味に仕上がります。
味は中煎りぐらいが好みだけどカフェインが苦手な方やカフェイン量が気になる方は「デカフェ」と呼ばれる特殊なカフェイン除去工程を踏まえて生産された銘柄がおすすめです。

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フルシティロースト(中深煎り)

シティローストよりもう少し焙煎を進めた状態の煎り度合いで、豆の硬さや水分量が多い限定された銘柄が適している煎り方です。
コクや苦味などの成分が多く、カフェインが少なってきますのでリラックスしたい時やアイスコーヒーで飲みたい時、またはケーキなど甘いスイーツと合わせるときにおすすめです。
豆自体に油分がにじみ出て来ますので表面が少し光ってきます。
ある程度の生豆の状態で豆の硬さと水分量が求められる煎り方なのでアフリカなど高地で寒暖差の激しい産地で育てられた生産地銘柄がおすすめです。

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フレンチロースト(深煎り)

ドリップコーヒーで提供される煎り方で最も深い煎り度合いになります。
苦味が目立ち、酸味がほとんど感じられなくなります。
また油分も多く出始めるため人によっては「重い」と感じる味わいになってきます。
アフリカやスマトラ式で作られたインドネシアなどの産地に適した銘柄が多い傾向になります。
コーヒーは好きだけどストレートのコーヒーは苦手でミルクなどを加えて飲みたいという方にはおすすめの煎り方です。

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イタリアンロースト

ストレートの状態で味を楽しむというより、エスプレッソやカプチーノなどミルクや砂糖などを掛け合わせた状態で提供されるのがお店で一般的に提供される焙煎度合いです。