「アジアのブルーマウンテン」と評されるコーヒー
キガバ農園はワギバレーという地域にあり、その名の通り山脈の合間にある急な渓谷で農園を営んでいます。
パプアニューギニア産コーヒーの特徴として火山灰や腐植土層から作られる肥沃な粘性質の土壌で育てられた柑橘系ジュースのようなフレッシュさとティピカ種という生産量は少ないですが、優しい爽やかな味わいが感じられる特徴があります。
パプアニューギニア産は元々ジャマイカの苗木を持ち込んでコーヒー栽培を始めたため、栽培環境や品種が同じという歴史があります。
世界的に超希少銘柄であるジャマイカ産「ブルーマウンテンの系譜」「アジアのブルーマウンテン」と評されることも多くあります。
(日本ではブルーマウンテンの名前は有名ですが、喫茶店ブーム後、ジャマイカのコーヒー生産量が激減したことから現在では世界でも1,2位を争う高級価格で取引される銘柄になってしまいました。)
「○○農園」産はコーヒーの中でも最高ブランドの証
コーヒーの銘柄には時々、「○○農園」と農園の名前が直接つけられているものがあります。
この「キガバ農園」もその中の一つで、これは農園そのものがブランド化されており、コーヒーの中でも「シングル・オリジン」と呼ばれる最も希少で、価値の高いコーヒーに属します。
キガバ農園もブランド化された農園の一つで、1960年代から運営されており、実に50年以上コーヒーの栽培を行っています。
農園の固有名詞がそのまま銘柄名になるようなコーヒーは、それだけ農園としてブランディングが出来ているという証拠にもなります。
その秘密は、仕事の丁寧さにあります。
完熟コーヒーチェリーを一つひとつ手摘みし、一般的なコーヒー作りより一日多い推薦発酵工程、最後に10日間にも及ぶ天日乾燥。
職人の手と、最新技術を駆使して、高い水準の品質管理をしています。
その品質は、世界中のコーヒーを対象してコーヒーの味を評価する「カップオブエクセレンス(通称COE)」という大会にも毎回上位の成績を収めるほど実力のある農園です。
休日の朝や和菓子のお供におすすめ
パプアニューギニアは少し深めのコーヒーですが、程よく酸味が残る味が特徴です。
休日の少しスロースタートで始まりたい朝や、和菓子などの甘さ控えめのスイーツのお供におすすめです。
もちろん、他にない味わいをストレートでじっくり味わうのもおすすめです。
世界トップクラスの銘柄を、ご自身のお好きなタイミングで存分にお楽しみいただければと思います。