未開の地から生まれたブラジルを代表する高品質コーヒー名産地
この銘柄の生産地であるミナスジェライス州セラード地域は、今から30年前まで未開の地として人々は暮らしていない土地でした。
1990年代に入り、ようやく本格的な農業を開始し、近代農業技術の導入により灌漑と乾燥設備、水洗精選方、電子選別機の完備など最新の技術とノウハウの元、厳重な品質管理により、栽培されています。
その一方で、コーヒーチェリーの完熟具合の見極めなど、機械では品質を担保できない工程は逆に人の手により運営されています。
ですので、コーヒーチェリーの選別は一つ一つ職人の手で収穫し、コーヒーの品質を品質を均一にする徹底した品質管理を行っています。
また、この地域で収穫されたコーヒーの品質規格で、SCAA(※)の評価方式により80店以上の「スペシャルグレード」と認められたコーヒーのみが日本に出荷される条件となっています。
2005年には限定された高品質コーヒー生産地域のみが許される「地位」の獲得に成功し、世界に通用するコーヒーとして、「アペラシオン・セラード」という呼称が、国際基準のもとで、ブラジル政府から正式に認証されています。
SCAA…「Specialty Coffee Association of America」の略。世界最大のコーヒー取引業の団体で、栽培・ロースト・醸造の産業規格を設定している団体
完熟チェリーならではの複雑なフレーバーと甘みが特徴
手摘み完熟豆はコーヒー豆が製造される乾燥工程において、風干しを基本として採用されています。
風干しは、その名の通り自然の風により乾燥させるので科学的な雑味や低温で乾燥させるので豊かなフレーバーと甘味が特徴のコーヒーとなります。
自然の甘味を感じつつ身体を起こす、朝の一杯におすすめ
「セラード 手摘み完熟豆」は、コーヒーの自然な甘味を最大限活かした作り方をしています。
ブラジル特有のバランスの良さに加え、ほのかに感じるコーヒー本来の甘味は、朝のお目覚めの一杯におすすめです。
また甘味が特徴の銘柄でもありますので、ミルクとの相性もぴったりでカフェ・オ・レ派の方にもおすすめです。
きっと貴方様の一日の活力の一助となってくれるでしょう。