1世帯200〜300kg生産するアフリカ有数のコーヒー生産国「ブルンジ」
ブルンジという国は、東アフリカに位置する四国の1.5倍ほどの大きさしかない小さな国です。
国土のほとんどは1,200m以上の高地で、主要な産業はコーヒー産業で、昔からコーヒーの栽培は盛んに行われていました。
ブルンジのほとんどの人がコーヒー生産産業に携わっており、1世帯平均でコーヒーの木200〜250本の栽培、コーヒーの生産では200〜300kgを生産しているほど、コーヒー人口密度が高い国でもあります。
しかし、ブルンジは近年まで隣にあるタンザニアの陰に隠れ、コーヒー生産国としてメジャーな存在ではありませんでした。
最近では、国際的なコーヒーの品評会が行われたり(COE:カップオブエクセレント)、伝統的な精製方法以外にもより生産地のコーヒーの個性が出やすい、他の精製方法やオーガニックコーヒーなどの生産にも力を入れてきており、近年になってようやく注目され始めてきた産地の一つです。
ベルギーの民間企業主導で行われるサスティナブルコーヒー
本銘柄は、ベルギーの民間企業主導で「アカワ プロジェクト」というSDGsを意識した持続可能なコーヒー生産を目指しています。
具体的な取り組みとして健全な樹形を維持し、生産性向上を行う、食品安全だけなく、環境保全や労働安全などの生産工程の取り組みなど、品質の良いコーヒーを作るためのコーヒー生産に関する人材教育など適切なコーヒー生産ノウハウが現地の生産者に浸透することで持続可能なコーヒー栽培に繋がるように取り組まれています。
アフリカンコーヒーらしい重厚なコクとフルーティーな甘みが特徴
本銘柄は、アフリカンコーヒーらしい芳醇な香り、重厚でミルキーなボディ(コク)、それでいてフルーツジュースのような甘みが特徴で冷めてもすっきりと飲める逸品です。
ケーキなど味が濃い洋菓子などにも負けずに存在感があり、しっかりとお口直しの役割を果たしてくれると思います。
カフェ・オ・レやアイスコーヒーにも合いますので、まったりとしたいとき、さっぱりしたいときにも淹れ方によって飲みたい味に変化してくれます。
ぜひ、色々な飲み方でお楽しみくださいね。